私生活では、ジーンズとTシャツ、そしてスニーカーがあれば十分だと思っています。

ただし社会においては、自分の立場やTPOに合わせた装いが必要になります。責任のある立場になればなおさらです。自分が願わなくても見られることになります。良い印象を演出するのも必要不可欠になってきています。パーソナルスタイリングを身につければ安心です。

容姿は変えられなくても服装で、がらっとイメージを変えることができます。服装が変わり着こなしを身につけると、身のこなしや身だしなみにも変化を与えます。外見が変わると周囲に与える印象ばかりか、ご自身の内面にも変化を与え自信にあふれた所作が現われるからです。

服はブランド価値や価格では判断しきれないと思っています。例えハイブランドを着てもチープに見えてしまう人もいれば、ファストファッションを着てもハイクオリティに見せてしまう人もいます。どのブランドをチョイスするか以前にトータルでどう見せるか、何をどう着こなすか、ご自分をどう演出するかが重要だと思います。

それは、モノ作りを知り得たファッションデザイナーだからこそ、服そのものの本質を理解し見極めることができるからレクチャーすることが可能です。

そして着用する方の個性を活かすことが最も大切だと思っています。さまざまな方々にデザインを提案しスタイリングしてきた経験があるからこそオールラウンドに対応することが可能だと思っています。

さらに、ファッション撮影においてはディレクターとしてプロフェッショナルなスタッフ陣（スタイリスト、ヘアメイク、フォトグラファー）を束ねて指揮しています。要は各媒体で培ってきたスキルがあるからこそ、最良のパーソナルスタイリングをプロデュースできると自負しています。